2014-11-01 CivBG Co-op
前回と同じメンバーで再びCivBGを遊んできました。
今回の1ゲーム目は特殊ルールとしてチーム戦を行います。大まかなルールとして
-友軍同士でもユニットのスタックは不可
-非公開情報を開示する際には通常通り全プレイヤーに開示しなければならない
-チーム国家同士は隣接
-ターンを回す順番は通常1-2-3-4のところを1-3-2-4
などなど。
他文明に分け前を与えてしまう騎乗などの能力のデメリットがメリットに転換し、商業点も端数を効果的に使えるようになるなどにより、勝利条件の達成は通常よりも速くなることが予想されます。
▼ゲーム
ローマ ー スペイン
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ギリシャ (チーム) ー アステカ (自国; スタート)
ギリシャが明らかに強力であるため、我がチームは資源を集中して教育からの飛行機Rでローマを落とすプランを採用。序盤からリソースを研究に全振りするギリシャの庇護をアステカが引き受ける方向へ。
お互い偉人を引くことにメリットがあるので、そこで喰い合うのは若干不安でしたがアステカは軍隊レベルが上がってから偉人を引き始めれば十分であるため先ずはギリシャに資源を集中、偉人をひたすら回してニュートンやテスラ、グスタフ・アドルフなどを狙うことに。
▼序盤
ローマ・スペインは共に軍事的伝統を採用。序盤を乗り切ればまず勝てるとは踏んでいましたが、当然相手からも同じように見えるのであって序盤からの軍事的圧迫は必然でしょう。
ギリシャは勿論合理主義、我がアステカはスペインの拡張を防ぎ、かつ初期技術が灌漑であることを最大限活かして第3都市を真っ先に建てるため自然宗教を採用。
ギリシャが合理主義で農業を研究する黄金パターンからゲームスタート。一先ず第2都市が建つことを祈りつつ駒を進めます。
前方向は通せんぼタイル。これで目の前の相手がスペインでなければ安堵できたのですが……。一方で左は11ハンマーを算出する好立地が出現。商業点はいざとなれば融通してもらえば良いのです。
相手チームはタイル捲りをスペインに回すのかとも思いましたが、どうせスペイン首都に多くの建物を建てるスペースはなく、それならばローマの拡張を急いだ方が余程有効と考えたのでしょう、順当にこちらへ向かってきます。
スペインは首都2マス先という絶妙に邪魔な位置に都市国家を発見し出遅れ。
1T目終了時の研究はローマが農業、ギリシャ・スペインが騎乗、アステカは前方に入植することも視野に航海術。
2T目頭にはアステカのみ第2都市を建設。2国に挑まれ部隊カードを削られるのは目に見えているので速やかに軍事的伝統を採用。3T目頭にはアステカ第3都市が建ったほか、ギリシャも文化カードにより開拓隊を移動させることで第2・第3都市を一度に建設することに成功します。
▼中盤
余った商業点はギリシャが民主主義のコイントークンに変換、封建制による過剰供給で余った資源も哲学で偉人に変換と高効率でリソースを回し続けます。
アステカは必須技術の灌漑を自力研究せずに済むメリットを活かして3T目に兵站学。敵国は余程のことがない限り灌漑を研究しなければなりませんし、アステカが働くべき序盤で大きな質的アドバンテージを得られます。
スペインが建立したゼウス像は火薬により粉砕。兵舎によるボーナスを振りかざしなおこちらへ向かってくるものの、ローマが地形に阻まれ進軍の気配がないのを良いことにこちらは軍隊フィギュアを解体して籠城戦を仕掛けます。
5T目にはギリシャが教育を入手してほぼ王手。これでもかと言わんばかりにアステカは任意の資源を得られる都市国家を発見して万全の状態に。
6T目にしてギリシャに飛行機が配備。もはやギリシャを守る必要もなくなり、アステカはスペインに落とされないことだけが目標に。首都周りにCiv5もかくやという人の壁を構築して時間稼ぎ。他方で文化カードにより拡張政策から合理主義に転換し、哲学を経て偉人+部隊カードを量産する体制に。
▼終盤
7T目、スペインに向けて市民の反乱が飛び軍拡速度にブレーキ。が、グスタフ・アドルフの効果で飛行機部隊を整えたスペイン軍はローマ軍に壊滅的被害を齎し、8T目にはローマ首都陥落で我がチームの軍事的勝利。
プレイを振り返ればまあ作戦通り上手く運んでしまったという感じですね。特に水域が相手の進軍を確実に阻んでくれたのが大きいです。
予想通り騎乗の効果は絶大で、自国で僅かな商業点しか算出しない我がアステカすら商業点を使いあぐねてギリシャの民主主義へ回すほどでした。
2国が共に軍拡をして軍事弱国を攻めるというのも戦略としてはかなり良さそうですね。攻めやすいタイルで試してみたいところです。
第2ゲームは通常ルールで行いました。次回へ続く。