2014-09-27 KTK*3 Draft
他サークルさんのドラフト会にお邪魔してきました。KTK*3での8ドラはこれが初回ですね。
かなり強めのデッキが組めたので成績は3-0。
4:《島》 17 lands 16 creatures |
1:《抵抗の妙技》 7 other spells |
魔除けの中でも際立って強い《ジェスカイの魔除け》が3枚集まり、更に相手のフィニッシャーを十中八九落とせる《大物潰し》も2枚、それらを使いまわす《眼の管理人》と勝手放題です。
▼ ドラフト
1パック目のレアは《軍族の雄叫び》。使い途がないのでアンコの中でも強力な《ジェスカイの魔除け》をピック。そのままジェスカイ決め打ちを選択肢に数えつつ白の軽量クリーチャーを集めていたところに2枚目の魔除けが流れてきたため即ピックしてジェスカイ確定。
2パック目のレアは《ケルゥの呪文奪い》。色が適正かつ能力も役に立ちうるのでピックしましたが、実戦では既に場に出ている長久クリーチャーが肥え太っていくのをただ眺めることしかできず裏向き3マナ2/2としてしか機能しませんでしたね。
3手目で《カマキリの乗り手》を見てジェスカイが流される場だと確信。6手目の《大物潰し》と《ジェスカイの魔除け》を迷いましたが魔除けが返ってくることに賭けて《大物潰し》をピック。大きめのクリーチャーが不在だったためt緑も考えましたが《イフリートの武器熟練者》《尊いラマスー》を獲得して一安心。14手目で《ジェスカイの魔除け》が戻ってきて大勝利。
3パック目のレアは《本質捕らえ》。ちなみに卓でこのカードが計3枚剥けていたようです。色の合うクリーチャーを掻き集めて終わり。
▼ R1: マルドゥ (2-1)
G1は青マナが最終ターンまで出せず、《殻脱ぎ》を得て暴れる《吠える鞍暴れ》相手にどうすることもできず死亡。
その後は《カマキリの乗り手》を《ジェスカイの魔除け》で補佐して勝利。
▼ R2: アブザン (2-1)
《包囲サイ》を始めとする優良クリーチャーに対処できずG1は敗北。
G2は《戦名を望む者》と《カマキリの乗り手》で3ターン目からクロックを刻み続けて勝利。
G3は《クルーマの盟族》+《殻脱ぎ》+《戦場での猛進》などでライフ差が大きく開くものの、《ジェスカイの魔除け》と《大物潰し》を複数回撃ちこんで辛くも勝利。
▼ R3: アブザン (2-0)
相手の土地が止まっている間に《カマキリの乗り手》と《ジェスカイの魔除け》が回って勝利。
デッキの力でとんとんと勝っていった感じでしたが、R2G3ではライフを惜しむ余り魔除けのモード選択を誤り、得られる筈のボードアドバンテージを得られなかった場面がありましたね。
構築面でもデッキに入れるかどうか迷ったカードが幾つかありました。
優秀なスペルを集められたため《ジェスカイの隆盛》は喜んでピックしましたが、《石弾の弾幕》《漂流》《水渦》などのスペルが最終的に抜けていったのに併せてこちらもサイドへ。結果的にエンチャントを置いている暇はなさそうだったので良かったのではないでしょうか。
《ジェスカイの戦旗》を土地の代わりに差すべきかどうかは人の意見を尋ねてみたいところですが、個人的には色事故やマナフラッドより遥かに挽回の難しいマナスクリューを警戒して入れないことにしています。
《ケルゥの呪文奪い》は逆にデッキには入れたものの活躍できませんでした。《尊いラマスー》もこれを出すより除去を構えたく、手札で腐る場面が多かったように思います。ただしこれは他の優秀なカードと比較したために起こった事態であり、デッキによっては十分活躍できる……筈。少なくとも今回は使い途が多々ある《石弾の弾幕》などを入れた方がまだ良かったと思います。
《旋風の達人》は結局一度も引きませんでしたが、これほどスペルが強力でも5マナ払って出したい場面は無かったように思います。まだ《湯熱の精》を入れた方がだいぶましでした。
しかしタルキール環境でもドラフトなら氏族のカードがしっかり回ってくるようで、なかなかいい感じのデッキが組めますね。シールドは二度とやる気が起きませんが普通にドラフトを遊ぶ分にはまた暫く楽しめそうです。